温泉旅館 バンザイ!

世界に誇れる「温泉旅館」にしたい!

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

旅行会社の華麗なる変遷

20年くらい前までは、旅行会社は店舗を構え、 店舗数が売上を左右する時代であった。 大手旅行会社として君臨していた JTB KNT(近畿に本ツーリスト) 日本旅行 の3大旅行会社は多数の店舗を抱え、 多くの団体需要を背景に市場を席巻していた。 マスメディ…

巨大ホテルチェーン再編の影響は?

昨年、グローバルホテルチェーンのマリオット・インターナショナルが、 スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドの 買収が発表された。 買収によって、世界100カ国超で5500以上のホテルを持ち、 総客室数で約110万室の 信じられ…

地域の再生/創生

地方と都市の格差は、 所得、最低賃金、失業者数、産業生産などあらゆる数値で出て来る。 しかし数字上では理解できていても、 その実、ピント来ない所がある。 国会答弁で、 景気が良くなって妻が25万もらえるとした仮定したではないが、 何を語ってみた…

「少し」のコストカットから取り組む。

宿泊業では、どんな業態でも おおよそ同じようなリスクを抱えているが、 ホテルと温泉旅館では 多少変わってくるものがある。 旅館組合、観光協会、旅館連盟など 地域団体や業界団体や組合など多数の団体との共生に迫られるのが 温泉旅館だ。 加入していなけ…

日本の観光産業はもっと伸びる

元アメリカのメガバンクの投資アナリストで、 かねてより日本の観光立国を提言しているイギリス人デービッド・アトキンソンが、 最近著した本 「イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る」 を読んだ。もちろん、よくある「日本文化」礼賛の外国人、 というレ…

成功は失敗の始まり

起業コンサルの先生の本だったと思うが、 事業を興して成功した人の80%以上が、 最初の事業で失敗をしていると。 一般的には、 「失敗は成功の源」とも言うが、 これは逆もあり得ると思う所がある。 「成功は失敗の始まり」だ。 失敗は「損失」なので、こ…

また春節がやってきた・・・

本来は、うれしいシーズンのはずだが 温泉旅館には、さほど大きな影響はない。 都心のホテルが満室になって、 こぼれてくるお客が増えた!というケースもあるし、 この低稼動の時期に利用する客はありがたいと思う 旅館のオーナーもいらっしゃる鴨しれない。…

キャンセルの対策として有効なのは?

予約産業にキャンセルはつきものだ。 特に宿泊産業においては、 日々、10~30%程度のキャンセルが発生する。 そのため、部屋稼働を最大化するためには、 キャンセル率を見込んでオーバーブックをしておく事も 時として必要な戦略となる事もある。 正月…

多様性の容認はチャンス!?

あけましておめでとうございます。 昨年話題のフレーズ。 一億総活躍社会 またもや非常に耳障りの良い言葉。 すでに多くメディアで賛否が語られ批判や揶揄もある中、 議論もすすんで来ているのかと思う。 サービス業、とくに宿泊産業では女性は非常に大きな…

民泊の限界

民泊は宿泊産業にとっては大きな脅威だ。 民泊そのものは、旅館業法の法律の問題で、法令違反になるが、 その障害を特例として取り除き、 溢れる宿泊需要に対応しようとする政府や行政の動きもある。 特に大阪府は宿泊ホテルの部屋数が 需要に追い付いていな…

接客とEQ

ビジネスで成功するためには、 IQよりもEQが高いことの方が、 圧倒的に重要のようだ。 最近の若年層はコミュニケーション能力が低い、 と言われがちだが、 それは、やはり相手の感情や気持ちを察する能力に欠けている事も 要因の一つかもしれない。 自分の意…

過ぎたるは及ばざるが如し

「全体最適」は、 マーケティングのゴールでもあり 経営の基準でもある、 と考えます。 温泉旅館のサービスは、、 温泉・料理・施設・接客の主要サービスが 長時間連続した複合サービスである。 なので、 その旅館にとっての最適な状態を どうつくるのかが重…

家族経営企業の従業員ロイヤルティはあるのか?

日本人の95%は温泉を「好き」と答えるようだ。 これは、赤ちゃんのときから湯船につけられ、 子供時代には毎日風呂に入って過ごして来た。 生活の一部となっているので、風呂はなくてはならない。 なので、マーケットとしては、 デモグラフィックな分類は…