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家族経営企業の従業員ロイヤルティはあるのか?

日本人の95%は温泉を「好き」と答えるようだ。

これは、赤ちゃんのときから湯船につけられ、
子供時代には毎日風呂に入って過ごして来た。
生活の一部となっているので、風呂はなくてはならない。

なので、マーケットとしては、
デモグラフィックな分類はほぼ無意味で、
サイコグラフィックな分類でも95%をカバーできる
非常に巨大マーケットになる。
(ちょっと乱暴ですが・・・)

温泉旅館の業界は、
そんなマーケットに全国の至る所で、
山のように事業者がひしめき合っている業界でもある。



長い歴史の中で代々世襲が続き、家族経営してきた温泉旅館も多い。
会社の形態はどうであれ、
家族経営というのは、
そこで働く従業員のモチベーションやロイヤルティを
ほんとにオーナーがきっちりと絆としてつないでおかないと、
非常に危険な状態になる。

大きな組織であれば、責任と権限を委譲し、
マネジメント階層を設けて組織管理をしていくことは可能だ。

しかし小さな組織、特に旅館のように小さな組織であれば、
オーナーがすべてに目が届くので、
なおさらオーナーとの人間関係に比重がおかれてしまう。

そう考えた場合に、
家族経営している企業は、資本と執行が同一であり、
完全なるオーナー企業が多いため、従業員の権限はほとんど無い。

つまり、オーナーの胸先三寸ですべての物事がきまってしまうのだから、
会社に対してのロイヤルティは生まれようがない。


お客様を思う気持ちや、接客の醍醐味や感謝されるやりがいなど、
仕事に対してのロイヤルティが高い従業員は多いだろう。
しかし、会社に対して真にロイヤルティを持っている従業員は
正直なところ非常に少ないと思う。

 

 

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