やはり腑に落ちない「原子力輸出」
世界に原発撤廃のきっかけを作ったのは、あきらかに「フクシマ」。
その福島の経済復興や廃炉のために莫大な資金が投入され、
その多くは税金でまかなわれる。
また、これまで安全で経済的でクリーンであることを強調して来たが、
その神話も、虚言であったと世界は知った。
勉強不足なのでこれ以上は触れませんが、
日本は、原爆を使用され被害にあった世界唯一の国。
戦後70年を迎えた昨年は、
戦争体験の悲惨さや戦時中の隠されてきた秘密などを、
あらゆるメディアがいろんな角度で報道してきた。
そんな中、
一昨年のアラブ諸国への外交訪問での原発輸出に続き、
インドへの新幹線と原発の輸出が決まったとうニュース。
原子力の恐怖をもっとも良く知っている国だからこそ、
原発反対の先鋒にこそなれども、
原子力を輸出する国になってはいけないのかと思うのだが・・・・
何か、間違ってるのだろうか・・・
「新幹線」という無事故(これまでは、だが)の安全技術と、
「原子力」という事故多発の技術を、セットで売り込み、
今回契約にこぎつけたようだ。
しかし、報道の90%は新幹線の受注。
こういった偏った報道のされ方が余計に怪しいと感じるのは
私だけだろうか・・・