温泉旅館 バンザイ!

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サービス業の生産性向上=リノベーション

サービス業の生産性向上に関連して、もう一つ。


温泉旅館の業界は言わずと知れた「成熟産業」だ。


今では、経営者やオーナーの世代交代がようやく進んで来てはいるが、
温泉旅館に新しいニーズはなかなか生まれない。

昨今では、廃業旅館を再生をして成長している企業、
星野リゾート」や「伊東園ホテルズ」
「湯快リゾート」「大江戸温泉物語」などが新しいサービスモデルで参入し、
旧来のシニアを中心とした国内旅行需要に、
直販のモデルと個人ニーズの開発で、新しい利用層を取り込んだり、
外国人の宿泊ニーズ開発など、
業界全体を活性化されつつある。

しかし、成熟市場での競争はまさに過酷だ。

お客に選択されるためのありとあらゆる努力をして、
利益を残しているのが実情。
個人経営の温泉旅館では、それでも利益は残っていないことも多い。

アベノミクスによる輸入食材の高騰、
小麦等や油の原材料の高騰がすすんでいる中でも、
競争に勝つために、過剰なサービスを強いられる。

旅行代理店との契約のために、
ビール1本をサービス、とか
お土産をつける、
来館時にスイーツでもてなす、など、

サービス原価が増加する事はあっても、減る事はない。
つまり、利益はどんどん圧迫されている、と言う事。

それを踏まえて、                             「サービス産業の生産性向上」を考えたとき、
まず最初の手段は「客単価の向上」となる。

しかし、成熟産業の中では、単価向上には納得性が必要で             それほど簡単なものではないことを理解するべき。

 



結局、生産性向上を旅館業に求めるのは
イノベーションを求めるに等しいことになる。
または、インバウンドを初めとする「需要の最大化」に取り組んで、
客単価をあげて行くしかないのだ。

サービス業での生産性向上は非常に難しい・・・

 

 

 

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