サービス業の生産性向上!!って・・・
政府から発信される色んな情報は、
最近特に耳障りよく聞こえるのは気のせいか・・・・
サービス産業の生産性向上という、古くて新しいテーマを持ち出している。
首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201506/18service.html
GNP600兆円に向けての政策の一環だが、
これまで
金融政策で、大手メーカーへ還元は十分果たした。
次に、中小企業や下請け企業には
PPTでなんとか活路が見出せるかもしれない。
しかし、サービス業はというと、
観光産業はたしかに中国の爆買いの影響で、
都市圏では上向きになっているが、
地方では、その効果はまだまだ。
そこで、「地方創世」という耳障りのいいワード。
そして、この「サービス業の生産性向上」。
サービス業は、収益構造の中ではいわゆるF/Lのウェイトが高く、
単価が下がれば、どうしても食材か人件費へのしわ寄せで
利益を確保する事になる。
生産性を向上するためには、
サービスのオンリーワン性の中で、独自に取り組む他はない。
製造業のノウハウや、IT技術もこれからはもっと活用できるのかと思うが、
肝心なのは、
それを扱う「人間」の問題。
観光資源や立派な施設、そして見事な料理・・・
温泉旅館はを多く資源を持っている。
しかし、そんあ高い価値であっても、
それを提供する人によって、すべてパーになる事もある。
というのがサービス業。
なので、サービス業生産性向上、というのであれば、
人時生産性を計測して生産性を高める事が主流ではあるが、
それ以前の課題として、
人の育成が重要ではないだろうか。
教育にもっと投資をすべきで、
とくに大学では人文系を絞って自然科学系にシフトして行く傾向にあるが、
ことササービス産業においては、
人文系の科学で「心ある人間作り」を目指してほしいものである。
温泉旅館の販促パートナー