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「交通事故死」よりも多い「入浴時死亡」

あるWEBサイトでの数値によると、
2014年に、交通事故で死亡したのは4373人だったのに対して、
入浴中での死亡は、14000人を超えたようだ。

交通事故のリスクよりも入浴のリスクの方が高い、
という衝撃の数値だ。
事実、
温泉でも、かなりの死亡事故がある。



当然とまでは言わないが、温泉旅館での夕食時のアルコールはつきもの。
そこにきて
ただでさえ寒い浴場は、冬場は特に気温の差がかなり大きくなるため、
血圧の変化が大きくなり、死亡リスクは高くなる。

宴会も多い。
さらに、
多くのお客様は、お年寄りを始めとした年配層なので、
ただでさえ健康に不安のある人も多い。

こうなれば、
冬場は温泉の入り方に寄っては、死亡のリスクは俄然高くなる。

そんな事は旅館側としては当然判ってはいることだ。


多くのお客様は、「自分は大丈夫」だと思っており、
危険である事を知っていたとしても、
自ら行動を変えることはなかなかしない。

旅館はサービス業でもあるので、
お客様の体の調子を気遣う事が精一杯だろう。

ならば、
大浴場に掲示物で、注意喚起と言う事になるのだが、
またそんなもので、風情が壊れてるのもあまりうれしい物ではない。

だからと言う訳ではないが、
チェックインや部屋案内、客室への挨拶など、
お客様と最初にタッチする時に、
必ずインフォメーションしておく事が重要で、
そう言った時間を惜しんでいては、
温泉旅館での入浴時死亡リスクは低減させることはできない。

命を預かる商売として最低限の「もてなし」の一部かと考える。

 

 

 



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