タイムラグで大損をすることになる。
一般生活者は、プライベートな飲食店や旅館の予約をいつするのだろうか?
大きなモチベーションがあって需要が最大になる日、
正月やお盆、若年層であればさらにクリスマスやバレンタインデー、
温泉旅館では、これに土曜や休前日も加わる。
そう言った需要の強い日は、その日そこに行く事が目的になるので、
早くから予約をする。
しかし、平日、しかもあまり知名度もない一般的な旅館であれば、
大抵は、当日でも予約できるので1週間も前であればまず予約は可能だ。
宿泊産業は、部屋を稼働させる事が
最も分かりやすい指標であるため、
直前であっても部屋が空いているのであれば、
安い金額で泊める事もある。
しかし、ちょっと待って。
部屋の需要をある程度は知っておかないと、損をする事になる。
強い需要があると判らずに、安い価格で打ったり、
全く需要のない時期に高い価格で販売し、
見向きもされないまま当日を迎えてロスする。
インターネットの普及、
そしてじゃらんや楽天などのネットエージェントなどが、
国内旅行の販売のあり方を変えてしまった結果、
宿泊当日であっても、
空き部屋情報がリアルタイムで把握でき、
その場で予約できる環境になった。
そのため、
ますます予約のリードタイムを読む事が非常に難しくなって来ている。
裏を返せば、そこを読み違えると、大きな取り漏れが生じる事になる。
予約日と宿泊日の関係を1年くらい見て行けば、
あなたの旅館や飲食店での傾向が出てくることになり、
タイムラグを抹殺して行けることも可能だ。
- 作者: David K. Hayes,Allisha A. Miller,中谷秀樹
- 出版社/メーカー: 流通経済大学出版会
- 発売日: 2014/10/02
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