「コト」は「モノ」より重たい。
自分も含めてそうだが、
今のシニア世代より下の世代は、もの心ついた時から、
さほど「モノ」に不自由した経験はあまりないはず。
もちろんですが、
今の若年層であるティーンから30代の世代は、
いわば、ウォンツの不自由はあるが、ニーズの不自由は殆どない。
そんな時代だからこそ、消費のパラダイムは「モノ」から「コト」に変わって行く。
だから、
TDLしかり、USJしかり、アナ雪しかり、
LINEしかり、カープ女子しかり、
すべて「~する事」で、体験が消費の軸になっています。
なら、
温泉旅館は、というと、
温泉に浸かって、美味しい夕食や朝食をたべて、
ゆっくり鋭気を養う事(または近くの見所を見る事)が、一連の基本的な体験。
この非日常な体験のために、遠くから時間をかけて訪れてくれる。
なので、「おもてなし」は、商品としての価値を左右する事になる。
しかし、
商品の価値は「モノ」でないため、
体験者が決める事になりがち。
だから、旅館の持つ高い価値が、お客様にも高い価値であるためにも、
期待以上の「コト」を提供することを常に考えて行かなければならない。
お客さまにとっての価値が価格を上回ってこそ
安定的なサービスが提供できることになる。
(書けば簡単ですが・・・・)
温泉旅館の販促パートナー
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